『酒井良』のさすらい日記
~明日やろうはバカやろう~
【読書感想文NO53】  犬を殺すのは誰か ペット流通の闇  太田匡彦


2011年度、全国の自治体が引き取った犬の数が、

79,674匹。

そのうち、殺処分されたのが、

44,783匹。

想像できないくらいの犬が捨てられ、殺されています。

その殺処分の仕方も本書には書かれていますが、ここで紹介する力は僕にはありません。

専門家によると、

犬は8週(56日)より前に親や兄弟から引き離すと、犬の社会化期を失うことになり、

成犬になった時に問題行動(健康上の問題、攻撃性、不安感など)が多くなるという研究結果が出ている。

今までは、6週で親から引き離されて、ペットショップなどの店頭に並ぶことがあった。

“人形のようにかわいい”

時期を逃さずにに売ってしまうために。


ペットショップのように、店頭に並べる生体販売で安易に犬を買うことができて、

8週前に引き離されるために起こる、成犬での問題行動の結果、

犬は捨てられ、殺処分されていく。


心ある政治家や愛護団体の懸命な努力より、2012年に動物愛護法改正された。

念願の56日規制に改正されたのですが、

附則で、『施行後3年間は56日とあるのは45日と読み替える』

『施行後4年目から別に法律で定める日までの間は56に日とあるのは49日と読み替える』

とある。これは、販売業者サイドの意向を汲む議員がいたために、

落としどころを探らなければならなかった。


様々な人たちの努力で、ペットの取り巻く環境も改善しつつあるのも事実。

5年後の改正で完全8週規制ができることを強く臨みます。
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