去年の12月の報告会だったと思う。
『だいぶ痩せましたね。』
という会話をした記憶があるから、
あれから1年も経たずに亡くなってしまった。
出会いは、福島に移籍した石堂の紹介だったと思う。
ゼルビアの前の事務所の近くにデリシャスがあって、
石堂がふらりと寄ってからだった。
気さくなおじさんと、優しいママさんがいて、
僕たちがまだ働きながら、Jを目指していた頃、
午前中の事務仕事と、午後のスクールとの間に、
よくお弁当を買っていた。
地域密着のクラブを作りたい。
本気で町田にJを作りたいという気持ちに共感してくれて、
スポンサーにもなってくれた。
事務所でランチミーティングをした時も、
デザート付きで配達してくれた。
ホームゲームの時は、休日にも関わらず、
毎回100個以上作って配達してくれた。
西が丘でのホームゲームも、高速に乗って来てくれた。
『試合観たいからからだよ!』
って笑ってた。
僕が現役を引退して、やっと飲みに行けるね、
と話していたのに。
『良さんが幼稚園生を指導して、
竹さんが高校生を指導して、
サンドイッチした育成が楽しみ。』
と言っていたのに。
僕たちが育てた子どもたちが活躍する姿を、
一緒にスタンドから観ようと言っていたのに。
残念でなりません。
過酷な闘病生活だったでしょう。
ゆっくり休んでください。
天国から、ゼルビアを見守っていてください。
ママさんと息子くん、
素敵な出会いをありがとうございました。
力強く、人生を歩んで行きましょう。
応援しています。